中学英語を侮るなかれ!!
本日、中学3年生の長文に[You will feel like you are visiting Finland.] という一文が出てきて思ったことを書きます。
もちろんこの英文は [feel like that S V ~] 「SがVしたいような気になる」ですので「あなたはフィンランドに行きたくなるだろう」くらいに訳せば十分なのですが、この [feel like] は東大の英作文にも普通に出るんだよなと考えると中学生の英語を馬鹿になんてできないなと思ったのです。
数年前youtubeに今は亡き駿台の伊藤和夫先生が東大英作文を解説した動画がアップされていました。もう消されているのかなと半信半疑のまま、どのような英作文で[feel like] が使われていたかを確認するためyoutubeの検索バーに「伊藤和夫」と打ち込むと、その動画はまだ消されずに残っていました。ラッキーでした。英作文の内容は以下の通りです。
「私は新校舎に入ってみる気にはなれなかった。一つにはこれはもう私の出た学校ではないという寂しさがあったからである。」
最初の「私は新校舎に入ってみる気にはなれなかった。」ここの部分を表現するのに[feel like ~ing] が使われるのです。勿論 [feel like that S V ~] で表現することも可能です。
I didn't feel like going into the new building.
一応、以下の日本語も英訳していくと、
「一つには」 → [partly because] で十分です。
「~という寂しさがあった」 → 「feeling を 同格のthat でつなぐだけ」
Partly because I had a lonly feeling that it was no longer the school I had attended.
つないで
[I didn't feel like going into the new building. That is partly because I had a lonely feeling that it was no longer the school I had attended.]
[no longer] は「もはや~ない」ですが、この話はまた改めてブログに書きます。
とてもシンプルですが分かりやすく美しい英文だと思います。
「~したい気分だ」は、この [feel lile ~ing] [feel like that S V ~] で表現できるということを覚えておいて下さい。意外といえないものです。
また[feel like] と同じように使える表現があります。[look like] です。
[look like that S V ~] で「~に見える」です。
The robot looks like it is alive.
そのロボットは生きているように見える。
ちなみに [It is unlikely that S V ~] は「SがVする可能性は起こりそうにない(低い)」です。アメリカ人の友人に「そんなことが起こる可能性は低い」と言いたい時にこの表現が出てこなくて[It is low possibility that such a thing happens] とか言ってましたね。通じてましたが、あまり恰好よくは無いですよね・・・汗。
It is unlikely that I can meet a woman like you in the future.
将来、あなたのような女性に巡り合える可能性はほとんどない。
こんな風に言えれば十分だと思います。
結局本日のブログで何が言いたかったかと言うと中学生の読解で読むレベルの英文を書ければかなりのことを表現できるということです。
本日の中3の長文解説をしながらふと思ったことでした。
おまけ
一昨日、[soranews24] を読んでいたら、雪に包まれたジブリの森はとても神秘的で美しいとのことが書かれていました。確かにラピュタに出てくる「ロボット兵」の頭や肩に雪が降り積もっている姿を見ると今にも動き出しそうな気がしてきました。
大人になると雪って何一つ嬉しくないですよね。でも、それって少し悲しいことだと思いませんか?雪が降ったらその雪を楽しく思える人生の方が絶対に楽しいですよね。もし、また雪が降ることがあればジブリの森に足を運んでみたいなと思いました。
以下は、そのニュースを読んだ人のコメントです。
[It feels like that the robot soldier is about to come to life.]
そのロボット兵は今にも命を宿しそうだ
[be about to ~] で「まさに今~しそう」です。とても便利な表現です。
「まさに今帰ろうとしているところです」
I'm about to go home.
こういうのも言えないなら言えないで何とでもなりますが、言えるとスマートですよね。ぜひ参考にしてみて下さい。
では、今日はここまで!!
もちろんこの英文は [feel like that S V ~] 「SがVしたいような気になる」ですので「あなたはフィンランドに行きたくなるだろう」くらいに訳せば十分なのですが、この [feel like] は東大の英作文にも普通に出るんだよなと考えると中学生の英語を馬鹿になんてできないなと思ったのです。
数年前youtubeに今は亡き駿台の伊藤和夫先生が東大英作文を解説した動画がアップされていました。もう消されているのかなと半信半疑のまま、どのような英作文で[feel like] が使われていたかを確認するためyoutubeの検索バーに「伊藤和夫」と打ち込むと、その動画はまだ消されずに残っていました。ラッキーでした。英作文の内容は以下の通りです。
「私は新校舎に入ってみる気にはなれなかった。一つにはこれはもう私の出た学校ではないという寂しさがあったからである。」
最初の「私は新校舎に入ってみる気にはなれなかった。」ここの部分を表現するのに[feel like ~ing] が使われるのです。勿論 [feel like that S V ~] で表現することも可能です。
I didn't feel like going into the new building.
一応、以下の日本語も英訳していくと、
「一つには」 → [partly because] で十分です。
「~という寂しさがあった」 → 「feeling を 同格のthat でつなぐだけ」
Partly because I had a lonly feeling that it was no longer the school I had attended.
つないで
[I didn't feel like going into the new building. That is partly because I had a lonely feeling that it was no longer the school I had attended.]
[no longer] は「もはや~ない」ですが、この話はまた改めてブログに書きます。
とてもシンプルですが分かりやすく美しい英文だと思います。
「~したい気分だ」は、この [feel lile ~ing] [feel like that S V ~] で表現できるということを覚えておいて下さい。意外といえないものです。
また[feel like] と同じように使える表現があります。[look like] です。
[look like that S V ~] で「~に見える」です。
The robot looks like it is alive.
そのロボットは生きているように見える。
ちなみに [It is unlikely that S V ~] は「SがVする可能性は起こりそうにない(低い)」です。アメリカ人の友人に「そんなことが起こる可能性は低い」と言いたい時にこの表現が出てこなくて[It is low possibility that such a thing happens] とか言ってましたね。通じてましたが、あまり恰好よくは無いですよね・・・汗。
It is unlikely that I can meet a woman like you in the future.
将来、あなたのような女性に巡り合える可能性はほとんどない。
こんな風に言えれば十分だと思います。
結局本日のブログで何が言いたかったかと言うと中学生の読解で読むレベルの英文を書ければかなりのことを表現できるということです。
本日の中3の長文解説をしながらふと思ったことでした。
おまけ
一昨日、[soranews24] を読んでいたら、雪に包まれたジブリの森はとても神秘的で美しいとのことが書かれていました。確かにラピュタに出てくる「ロボット兵」の頭や肩に雪が降り積もっている姿を見ると今にも動き出しそうな気がしてきました。
大人になると雪って何一つ嬉しくないですよね。でも、それって少し悲しいことだと思いませんか?雪が降ったらその雪を楽しく思える人生の方が絶対に楽しいですよね。もし、また雪が降ることがあればジブリの森に足を運んでみたいなと思いました。
以下は、そのニュースを読んだ人のコメントです。
[It feels like that the robot soldier is about to come to life.]
そのロボット兵は今にも命を宿しそうだ
[be about to ~] で「まさに今~しそう」です。とても便利な表現です。
「まさに今帰ろうとしているところです」
I'm about to go home.
こういうのも言えないなら言えないで何とでもなりますが、言えるとスマートですよね。ぜひ参考にしてみて下さい。
では、今日はここまで!!
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