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期末テスト勉強方法-[数学編]-




定期テストにおける勉強方法は、範囲が限られるため当然実力テストとは異なります。範囲が狭いからこそできる勉強方法があり、成績の良い子は知ってか知らずができている当たり前のことなのですが、50点未満の生徒はほとんどやれていないのが現状です。その方法を説明します。





①試験範囲内で学習した公式を覚え使えるようにする。まずは簡単な計算から。
②計算が問題なくできるようになったら応用問題・文章問題にトライする。
③問題を数多くこなしてミスがなくなるようにする。





至極当たり前のことと思いますが、自主学習でできることは上記になるかと思います。①数学で使われる公式はそんなに数は多くありません。社会や理科で暗記すべき項目に比べるとかなり少ないと言えます。代表的なものに円や三角形の面積などの小学校時代から習うものから球の面積・体積などがあります。他にも、比例のy=ax, 反比例の y=a/x, 1次関数の y=ax+b等の式も公式と言えるでしょう。こういったものは、少なくとも習った後は常に覚えている必要があります。





数学は、現在習っている単元を理解するためには、既習範囲がしっかりと身についていなければならない学問です。ですので習った公式はもちろんのこと四則演算の法則やプラス・マイナスの計算、方程式の解き方など(もっと言えば分数や小数の計算など)いつでも使いこなせるような状態でなければなりません。





ですので、本来はテスト範囲内の公式だけではなく既習範囲の公式もしっかり押さえる必要がありますが、全く関係ないものは、定期テストの対策に限れば後回しでも構いません。





②公式が使えるようになれば、あとはちゃんと計算をして正しい答えが出せるか数多く問題を解きます。最初の内は分かっていても間違えることもあると思うので、その場合にはどこで間違ったのかを確認して更に問題を解いていきます。基礎的な計算ができるようになったら応用問題にもトライします。いわゆる文章題ですね。ここから先は、聞かれている内容を正確に捉え、その内容に合った答えを出すという能力が必要になります。しかし、ここで出てくるのが国語力の問題です。いつも申しておりますように、国語力が低いがために数学での文章問題が解けない子が数多くいます。一朝一夕に国語力は身に付きませんので、文章題での得点がかなり難しくなってしまいます。日頃から国語力を上げるための対策は行っておきましょう。





③国語力に問題が無く、計算もできるようになり応用問題も解けるようになったら、あとは問題を数多くこなして下さい。この場合はなるべくテストと同じ環境での予行演習をするのが理想です。例えば50分で決められた量をやり、丸付けをする前に見直しも行う。そこまでしてやった問題であれば、間違った時に悔しいですし、より印象に残りますので、同じような問題が出た時には対処がしやすくなります。ある意味失敗経験を本番前にたくさん積むことにより、本番では同じ轍を踏まないようにするのです。





さらに、ここまでやってある程度の自信がついても簡単な計算問題はできるだけ多く解くようにして下さい。とにかく数をこなします。これは、数をこなすことで計算スピードを上げるのと同時に、そのことにより文章題にかける時間を増やす効果があるからです。そしてさらに、大量の問題をこなす(体で覚える)ことにより、試験が終わった後、時間が経っても忘れることが少なくなります。これは前述しました通り、数学は積み重ねの学問ですので、将来的にも有益になります。つまり③には一石三鳥の多大な効果があるのです。





というのが、定期テスト(中間・期末)で高得点するための理想の形で実践できれば80点くらいは取れるはずなのですが、では、当塾の塾生が皆これを実践できているかと言えば残念ながらそうではありません。





理由は様々です。生徒一人一人の能力にはもちろん差異があります。上記した中での大前提である国語力が身についてない子もいれば、どれだけやっても覚えられない子もいますし、計算が致命的に遅い子や、ケアレスミスがどうしても治らない子などもいます。中学生であっても小学校時の単元に問題がある子もいます。





当塾では、成績が悪くても入塾をお断りすることはしていませんので、入塾段階で最低限の学力がある子ばかりではないのです。もちろん全員が全員平均80点を目指すというのも無理な話です。ですので、いつも定期テスト前には生徒自身に5教科の目標点数を書いてもらっています。今回の期末テストでも、50点前後の点数を挙げてくる子が多く、その次に70点、80点~90点を挙げてくる子は前回そのくらい取れていた子だけです。個人的な理想は全員80点を目標にして欲しいのですが、テストは自分との戦いだと思いますので、自分の立てた目標をクリアすることがまずは先決だと思います。





親御さんとしては、50点や70点では納得できないという方もおられるでしょう。 小学校時代は成績も良かったのに、なぜこんな成績なのかと。
 特に、親御さん自身が学生時代成績が良かったり、高学歴をお持ちの方はお子さんに多大な期待をしてしまうのは当然のことと思います。





ですので、私も教室長としてなんとか生徒の成績が伸ばせないかと日々格闘していることろですが、やはり一塾でやれることには限りがあります。週2コマの通塾のみではやれることに限界があるのも事実です。対処法として、お子様の状況に応じて週3コマ、4コマ、もしくは月32コマのフルサポートコースをご提示しております。またテスト前には少しでも安価にコマ数を増やせるように土日のテスト対策を行ったり、春・夏・冬の講習も安価に設定し予習・復習の時間をより多く取れるようにしています。





当塾は、なるべく費用をかけずに最大限の効果を発揮できるようにと考え運営しています。大手塾のように、本部から多額の売上目標を突きつけられることもありませんので、法外な講習料をご提示することもありません。かといって単に安売りをしているつもりもございません、その分多くの時間を塾に費やしていただけると思いますので成績向上をお考えの方は一度お気軽にご相談下さい。





ユニスタディ 教室長泥谷(ひじや)






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