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教室長日記

教室長が直接生徒を指導することのメリット


ユニスタの特徴の一つとして、「教室長が直接生徒を指導。」というものがあります。
これの何が「良いこと」なのか、いまひとつメリットを感じられないかもしれませんので、
今日は「教室長が直接生徒を指導することのメリット」について考えたいと思います。

教室長が生徒を直接指導するというのは、小規模の個人塾等であれば当たり前のことでもありますが、一定数の生徒が集まる中規模・大規模の塾になると、教室長の仕事は「生徒の確保」「講師の確保」「教室の管理」といったことになってきて、一番肝心な「教える」ことをほとんどできなくなっていきます。中にはそもそも教える能力は全く無く、管理者として経営・運営のみを行う教室長も存在します。

では、その肝心な教える仕事は誰がするのか?結論から言いますと、その多くは「学生(アルバイト)講師」が担っているのが実情です。学生講師が指導することにもメリット・デメリットがありますが、多くの場合はデメリットの方が大きいようです。ということで具体的に、メリット・デメリットを挙げてみましょう。

「学生講師指導のメリット」
・年齢が19歳~23歳くらいなので、生徒と年齢が近く親しみやすい。
・共通の話題も比較的多くなる。
・自身の受験体験がさほど昔ではない。

「学生講師指導のデメリット」
・アルバイトなのでいついなくなるか分からない。
・自身のスケジュールのために授業を休むことがある。
・そもそも学力不足であったり、教える技術が無い。
・親しみやすい分、雑談なども多くなりがち。
・悪く言えば、「なめられてしまう」こともある。
・権限が無いので、指示通りの指導しかできない。
・責任も無いので、生徒の学力を伸ばそうという意識が希薄になりがち。

ざっと挙げてみただけでも、塾に通うことの意義の根幹である成績アップのためのメリットは少ないように思えます。もちろん学生講師の中にも優秀な方はいますし、教室長の管理下でしっかりと指導を行うのならば問題はありませんので、完全否定をしているわけではありません。

では逆に、プロ講師のメリット・デメリットを挙げてみましょう。

「教室長(プロ講師)指導のデメリット」
・年齢が若くない場合、子供の話題についていけないことがある。
・同時に指導する生徒数に限りがある。
・万が一生徒との相性が悪い場合交代が効かない。

「教室長(プロ講師)指導のメリット」
・基本的にその塾を長年見ていくので教師交代のリスクが低い。
・教えることのプロであるので、分かりやすく的確な指導ができる。
・生徒の実力の判断が的確である。
・指導の全権限があるため、個々の生徒に対して必要な指導を即決して行える。
・経験が長ければ、その分経験値を生かした対応ができる。
・実際に生徒に教えることにより、生徒の性格や得手不得手を確実に把握できる。
・生徒の成績向上、志望校合格への全責任を担っているのでどの授業も全力で行える。
・親御さんにも自分の得た生徒さんの情報を持ってお話ができる。
・日ごろから受験や教育に関する情報を得たり、対策に努めている。

ということで、「教室長が直接生徒を指導することのメリット」を挙げてみました。

もちろん、自身で指導をしていても、生徒によっては思うように理解をしてくれなかったり、覚えてくれなかったりと悩ましいことも多いです :cry:
そんな中でも、いい点数が取れたり、偏差値が上がったという結果を見ると安心します。

今は中間試験の真っ只中ですが、試験前最後の授業が終われば、後は祈るしかありません。なんとか、うまくいっていれば良いのですが。。。

中間テストが終わっても、期末テストがすぐに来ますし、その後はいよいよ受験が迫って来ます。今年は、中3生がたくさんいますが、昨年同様、全員公立高校(志望校)合格を目指して頑張っていきたいと思います。

ユニスタディ 教室長 泥谷
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