では数学はどうなのか?
前回、「英語は大事です。」という趣旨のブログを掲載致しましたが、では数学はどうなのか?ということに触れてみたいと思います。
もちろん四則演算のような、いわゆる算数レベルのものは実生活でも使いますので、不可欠であることには異論はないでしょう。では、中3で習う平方根(√)や2次関数などはどうなのでしょうか? こういったものはなかなか実生活での活用の場面は少ないかと思われます。
ならば、中学生に数学は必要無いのか?
否、やはりこういったものも必要だと思います。ただし、これは実生活に直結するというよりも、その後の人生において必要になる、もしくは、役に立って行く可能性があるという意味でです。中学生の時点で自分の将来について明確なビジョンを持っている子は多くは無いでしょう。たとえ、中学生の時点で、数学が嫌いだからといって、やらなければ将来必要になった時に困ってしまいます。お医者さんになりたい、看護師さんになりたい、宇宙飛行士になりたいなどなど、いわゆる「理系」と呼ばれる分野に進みたければ数学は必須ですし、もちろんその前に高校受験や大学受験で必要になるという現実もあります。ですので、たとえもしかしたら将来の自分にとっては役に立たなくなるものであっても今は自分の将来の可能性を狭めてしまわないように一生懸命にやっておくべきだと思います。これは理科や社会等の他の教科も同じです。
また、数学をやることによって論理的思考力というものが身についていきます。物事を筋道を立てて考えていく力は実社会においても不可欠です。論理的思考というと何となく漠然としているので簡単にいえば、「これは~だから、これも~だ!」くらいの考え方も論理というものなのではないでしょうか。
自分は文系なので、学生時代理数系はあまり得意ではありませんでした。それでもなんとか勉強していたことが今役に立つことも多いです。こうやって塾で数学を教えることもそうですし、たとえばエクセルのシートに計算式を入れ込む際にも、簡単な四則演算が分かっているだけでも色々便利なものが作れてしましまいます。
なので、もし今「無意味だ!」なんて思っていることでも、将来きっと「やってて良かった!」と思える日が来ると思います。それが自分の人生に役立つのだと思って、今は苦しいかもしれませんが一生懸命頑張っていきましょう!
理数系が苦手な子も是非一度相談だけでも来てみてください。
ユニスタディ教室長 泥谷
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