BLOGブログ

HOME//ブログ//否定した同意ってどういうんだっけ?

ブログ

否定した同意ってどういうんだっけ?

日本語だと同意するときの表現は常に「僕も」のように同じ形をとりますね。

「福袋買っちゃった」「僕も」
「この服欲しい」「僕も」
「パリに行きたいな」「僕も」
「会社に行きたくないな」「僕も」
「あ~課題が終わらない」「僕も」

永遠と続きますね。とりあえず日本語は「僕も」と言っておけば同調出来るわけです。日本人の同調圧力はもしかしたら手軽に「僕も」と言えるという所に端を発しているのかもしれません。
とまぁ、それはさておき今日のトピックは英語では同じ同意でも肯定文と否定文で言い方が違うということです。

まずは肯定文から
「俺、今日は寒いからコートを着て来たよ」
[I wear a coat because it's very cold today.]
「僕も」
[Me,too]
だとか
「俺、黒沢映画すきなんだよな」
[I like kurosawa's movies.]
「僕も黒沢映画好きだよ」
[I like Kurosawa's movies, too.]
つまり、肯定文のときは [too] を使います。
それに対して否定文では

「うちは猫は飼えないんだよ」
[I'm not  allowed to have  cats.]
「僕も」
[Me, neither.] もしくは [Me, either.]
テストでは [neither] が無難かと思います。

「忙しくて今年の正月は実家に帰れなかった」
[I couldn't go back to my parents house because I was busy working.]
「僕も」
[I couldn't go back to my parents house because I was busy working, either.]
ここは [not either] です。[not either で neither です]
つまり、否定のときは[neither / either] を使うのです。
上記のように英語では肯定的に同意する時と否定的に同意する時とで若干言い回しが異なります。実践では通じると思いますが、やんわり訂正されるかもしれません。

しかし、実は肯定的な同意も否定的な同意もいける副詞があります [also] です。
[I also can go to the party next Sunday.]
[I also won't do such a foolish thing.]
上記のように肯定でも否定でもどちらでも [also] は使えますね。
ですので、自分が話すときは[also] を使えば間違えが起こらないので便利です。
ただ [Me also.] という言い方は多分通じるとは思いますが言わないですね。

おまけ

native がよく使う同意として倒置をつかった同意があります。簡単ですのでそれもしっかりと覚えておいて下さい。

[So am I.] [So do I.] [So will I.] [So can I.] です。
「beで言われたらbeで返す」「doで言われたらdoで返す」の精神ですね。
[He was very busy this weekend.]
[So was I.]
[I watched this movie last week.]
[So did I.]

こんな感じです。もちろん[I] でなくても「何でも」この流れでOKです。
[So is he.] [So does he.] [So will he.] [So can he.] 
ただ、実践でスラッと口に出すのは少し難しいですよね。
ちなみに [So am I] は否定的な同意では使わないので気をつけて下さい。


否定的な同意で使うなら

[Neither am I.] の形です。
使い方は [So am I] と同じです。
[I'm not busy today.]
[Neither am I.]
こんな感じです。

あとは同じなので割愛します。
難しく考えずに間違っても気にしない精神で練習すれば良いと思います。 
「beで言われたらbeで返す」ただそれだけです。

では、今日はここまで!!
SHARE
シェアする
[addtoany]

ブログ一覧