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教室長日記

模試の結果と志望校への合格

秋も深まり、いよいよ受験生の目の色にも変化が見られるようになってきた。
どの生徒も皆、数ヵ月後に控えている入試本番を前に、模試の結果に一喜一憂している。
勿論、生徒だけではない。私もこの結果に胃を痛める日々が続いている。「偏差値」という単語がこの時期ほど頭の中を飛び交うことはない程である。
かつて、私も中学生だった頃、駿台模試を何度か受検した。例に違わず、数学の偏差値が上がった
、英語の偏差値が下がったといったことに、喜んだり、落ち込んだりしていたものだ。ところが、不思議なことに偏差値は上がったり、下がったりと変動していたが、志望校判定だけはC判定以上出たためしがないかった。私の友人も似たようなものだった。
最近、YouTubeの「おすすめ」に頻繁にでてくる「私の模試の結果を公開します」といった類の動画を仕事柄、何となく見てしまう。面白いことに、志望校に合格した彼ら彼女らの模試における志望校判定も総じて余り良くないのである。つまり、模試で良い点を取っても本番で合格点に達しなければ不合格になるし、その逆もあるのだ。彼ら彼女らの模試の結果は、そんなとても当たり前のことを示しているだけなのだ。模試の問題は上位層を考慮した内容なので、自分の受験する学校の入試問題よりも難しいということも多々ある。当然、模試の結果は、全体の中の自分の順位を知ることができるので、志望校を選択する際の参考にはなる。しかし、それが全てではないことを忘れてはならない。
色々な情報があり、何が正しいのかという絶対的なものは存在しない。しかし、残りの数ヶ月間で結果は変わる。これだけは確かなことなのだ。出来る限りを出し尽くそう。そう心からエールを送る毎日だ。
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